うやうやしく生きたい

実際は生きられない。

サンホラ劇場版「Nein」感想

今日の昼に、バスに乗って観に行きました。

感想、ネタバレありでがっつり書きます。

まだ観てない方は気を付けてくださいね~~!

※私は「Nein」のライブ行ってないんで、実質Neinライブ版を見るのは今回が初です。今更かよ!なこと沢山書くと思いますがご了承。

 

【プロローグ】

「俺は…馬鹿だからよぅ…こんな時なんて言ったら分からねぇ…」

…ん?ノエルのセリフ?なんで今?と思ったら次にめっちゃくちゃ大きい字で

「道に迷った!!!」って出て開幕から笑った。ずるいよこの演出。

それで、予想通り「西洋骨董屋根裏堂」からライブはスタート。いくら怪しいからって、迷子中に知らん店に入るのってどうなのノエル君…!まぁそれだけ無理矢理引き込まれたってことなんだろうけど。

ノエル君とっても髪ふわふわしてるよね…知ってたけどさ。さらにふわふわというか、そのせいでお顔が見にくい…!わざと?かどうかわかんないけど。

ミシェルの表現ってどうすんの…?ってずっと謎だったんだけど、なるほどその手が…!という感じの、ある種アナログ的な早変わりでしたね。小さい子可愛かったなぁ…。若い女性姿と熟女?の姿は似てたけど、老婆姿になっていきなり老けましたね!ちょっとびっくり。ていうか老婆が怖すぎて…。いやミシェル様自体が怖いんだった。

今夜のいかれた商品(メンバー)紹介部分は、黒猫ちゃんたち可愛すぎましたね。ていうか動きが多い…!あんなに動いて息切れせずに歌ってるプロ怖い。

そしてノエル君がグラサンを買っちゃうわけだけど、「どちらかと言うとだぜ!」ってめっちゃ焦って言い訳してたね。

からの~?グラサン装着!VEVO登場!

 

【檻の中の箱庭】

ただただサイバーでかっけぇ…と圧倒された。ていうかRevoさんが激しい踊りしてるよ!大丈夫!?転ばない!?怪我しない!?と心配になった。

服についてるライトの使い方なるほど!暗い中でライトだけが見えるから、まるで黒猫がたくさんいるように見える…!壮絶な舞台だった。シュレディンガーズは安定の口からCD音源で可愛い&細い。くそ細い。どこからあんなボリュームが…。やはりプロ怖い(二回目)

VEVO、肌質綺麗だな!?と思った。暗い中で白い肌が映えてたからそう見えたんだろうけど、それにしても綺麗な肌だった。女の子かよ…。

猫耳&猫しっぽはずるいよなぁ…。

 

【名もなき女の詩】

「辿りつく詩」の否定バージョンの歌ですね。

本家?はバラッドとエンディミオの哀しい物語。今回は…パン屋!?アルバム聴いた時から思ってたけど、なんでパン屋??ここら辺も考察対象なのかな…。

歌い手さん、ボロボロの旅衣装なのに美人すぎてほへぇってなった。パン屋の大将は安定のあの人。

あ、女王陛下の家臣のじまんぐさん、めっちゃ「じまんぐ」って感じでしたよね!(伝わらない)勝手にセリフも盛ってるし、オーバーリアクションだし。何より衣装が…!ギリギリの白タイツ…!思わず笑っちゃったよね。あとなんか、鼻に赤いのつけてた?成り上がりのクソ貴族感漂っててとても良かったです(褒めてる)。堪能できたのでぼっちで映画見に来てよかったかもしれない…(´_ゝ`)

そして、物語進むわけだけど、私ちゃんとこの歌のこと理解してなかったんだなぁと思い知らされた。なるほど…女将さんの辛い人生なわけか。うーん、そりゃあパン屋の幸せな道を選ぶなぁと思う。最後、エンディミオがパン屋を訪れるって言うのはTwitterの情報で知ってたけど、実際見るとその光景はあまりに残酷ですね…。果たして本人たちがお互いに気づいているかは謎だけど。

追記

最後のクロニカ様の「めでたし、めでたし」だけど、アルバムで聴いてもゾクっとしたけど、映像はなおさらで…鳥肌立った。歴史は改竄を許さないのです?でもあの中の人、黒猫の中の人??ちょっと特定が急がれる。

 

【食物が連なる世界】

「輪廻の砂時計」の否定の歌。いやこれは…元の歌すら謎だからなんとも。とりあえず女の子が死んじゃうってのは分かるんだけど、逆にそれ以外がさっぱり分からない。私はその女の子をミシェルの幼少期だと思ってたんだけど、違うのかな…?

でも、元の歌は謎でも、この曲に関しては理解がしやすいような?最初は女性の紹介から始まるし。色々辛いことがあったけど運命の人と出会って幸せになって子供できて。でもまぁ子供は病気があってすぐに死んじゃって。それでも旦那さんと強く生きていくっていう…?だいたいはこれであってるはず。

ただ、ストーリーの解釈は映像と間違ってなかったんだけど、一つだけ全然想像と違ったとこがありまして。それは…旦那さんのビジュアル…!

うーん、想像の真逆…とまではいかないけど、私が想像してたのはいわゆる「テッテレ王子」的見た目だったのに対し、本物は「日本のサラリーマン」みたいな…!普通にスーツだったしね。髪も茶髪で、想像内だと金髪だったんだけど…。

だから違和感ありまくりというか、別にいいんだけど、男の人がすごい頑張ってるのは分かるんだけど、なんか…なんか違うのぉ…!

まぁでも、ずっと見てたらかっこよく見えてきちゃったんだけどね。あんな旦那さんが欲しい。慣れって怖い。

で、ですね。私がこの曲中でハッ( ゚Д゚)としたとこがあって。それは食物連鎖のピラミッド部分。ピラミッドが回転して。上にもう一つできることで、まるで砂時計の形に…!これは!銀色の砂時計だ!なるほどねええええええと感動しまくりんぐ。流石元アルバムを意識しているだけはあるなぁ。映画館でポカーンとしちゃったよ。

追記

「素敵っ♡」って言ってるの、そういえばあの敵の子だったんですね。

追記2

「やぁ、今日は顔色がいいみたいだね」って旦那さんのセリフ、Nein中で一番好きかもしれないセリフランクにノミネート。受賞待ったなし。

 

【言えなかった言の葉】

ひとつひとつを書きすぎなことに気づいた。ま…いっか☆

せっかくのサンホラだし。

この曲は「ゆりかご」の否定版ですね。元の歌は…半端ない怖い曲ですね。何も知らずに聞いたらトラウマになるやつですね。簡単に言うと、骨になった我が子を抱いて彷徨う狂ったママンの歌です。でも今回では!否定版ですから!赤ん坊死にません!

歌ってる人の金髪綺麗だな…と思いながら聴いてました。ていうか壮絶な人生だなぁ…。あの便宜上「野心家(ゴーゲッター?)」さんは酷い奴ですね。ていうか全体的にちょいちょいハロウィン要素出てくるのはなんででしょうね?ノエル君が見てるから?混合しちゃってるみたいな?そんな考察でいいんでしょうか。

主人公の母親も父親も命をなくすシーンでは泣きましたね…。特にお父さんの方。あの波で攫う表現上手いなって思ったけど、なにより父親の演技が…。必死すぎて泣いた。

まわりの人が慰めてくれる表現も、それでも壁がある感じ見てて辛い。そりゃそんなとこに親身なふりして近づいてきたら騙されちゃうわ…。でもなんで子供産んだんでしょう?うーん。「独りじゃない。私の家族、もう二度と失いたくない」って歌詞があるけど。それはそれで分かるような気もするんだけど、それでも酷い奴の子供を産むのか…と少し納得できない。母親の心境ってのはもっと歳取らなきゃわかんない…?

そして登場する白髭先生ね。いや、登場は二度目か。前の曲でも医者役で出てましたね。そういえばショーンも出てたし。やはり謎のハロウィンで繋がるロマン??

それでも白髭先生に恋しちゃうとは…。分かるけど!分かるけど!その微妙な距離感モヤモヤするううううう!てっきり最後の手紙のくだり、誰か男の子が言ってるのかと思ってたけど、主人公の女性の声なんですね…?!ショタ声も出せるのかよ。強すぎかよ。

 

【憎しみを花束に代えて】

きました!stardust!!みんな大好きスタダですよ!ま…スタダの内容からだいぶ飛躍しますけどね!

なるほど、対談にこたえてる形式から始まるのね。だからあんな言い回しなのね。納得。それにしてもジーノ(ディーノ?)さん…やりすぎです(笑)いやじまさんが中の人な時点でお察しですけども!あの大人な渋い顔かっこいいなぁ…!じまさんにしかできない。あの髪型がどうなってるかは最後まで分からなかった。

プロポーズの時のドヤ顔とかさぁ…ホント好き…。花束から銃が出てきた時の驚き顔とか、ファッションショーでモデルよりも目立つとか…最高。プロポーズが断られた時の哀しそうな顔が忘れられない…。

ルナのパートはそこなのか…!と改めて確認。歌声似てません?あんまりちゃんと聞き分けできてないなぁ…。

それで、まぁ恋に落ち恋に破れ凄い人生送ったのはわかるとして、なんで寄付…?そこ唐突すぎてちょっと考察詰められてない。歌ってるのがFukiさんだから掛け言葉を作りたかったのは分かるけど…。にしても突然すぎるような。また考察サイトめぐりがはかどりますね。最後、記者さんとどうなったのかkwsk

追記

仮面の男くそ怖いですよね。彼も、VEVOの改竄に気づいてる一人か…。

 

【涙では消せない焔】

ノエルと因縁が深いと予想される、第五の地平線のifですね。一応は「焔」が元の歌って位置づけなんだろうけど…。そもそもRomanの考察まだ謎なの多いから、これもよくわかんないですね…?まぁ映像によって少しは理解できたんだけどね。

あれって…アルベルジュ…なの?じまさんが中の人ってことはそういうこと?イヴェールのお父さんはアルベルジュだったの??やばいわからん。迷走してきた。

ママンはわかるんだけどね。ところでなんでママンはミシェル様と普通におしゃべりしてるの?なんで人形貰ってるの?!もうイミフ。

なんていうか…軍人じまさんがかっこよかったからいいかなぁって(こなみ)

車いすになるぐらいだからてっきりハロナイさんみたいに足を撃たれたものなんだと思ってたけど、映像見たら背中を撃たれてましたね?背中っていうか…脊髄?だから「子をなせぬ身体」になったのか。ていうか子供ができない身体って、やっぱりお父さんのことを指してたんだよね…?あのじまさんの足の動かしよう的に。ママンの方ではないはず。うーん…。

それでも時代と場所を選んで産まれておいでって言いきるパパンとママンは強いですね。最後、手を広げるじまさんが…まるで羽が生えてるようで、これも「天使の彫像」とかのオマージュなのかな?手のアップ入れてくれたの嬉しかった。

追記

最後の人形ドアップ怖かったですね。ママンの手作り人形の可愛さ半端ない。

 

【愛という名の咎】

エレフ!ミーシャ!Moira!!

ただの本編とはかけ離れた兄弟イチャラブですね…。まぁ、深く読み解けば近親相姦らしい?自分はよくわかんないけど。ということにしとくけど。

ショートカットのミーシャかわええええええ!超絶ふわふわロンゲのエレフと対照的で良さありますね。

「エレフ?本当にエレフなの!?」→「こくっ(頷く)」

とか、北を何回も何回も指さすエレフとか…あの人絶対わざとやってるよ。あざといよ。だがそこがいい!

黒猫たちの「べつに~いいん~じゃない~」はやっぱり真面目に歌ってるの見て笑っちゃいましたね…。あんな綺麗な歌声でなんてことを…。

最後の最後までひたすらイチャイチャして終わりましたね…。冥王様が後ろで覗いてるの怖かった…。エレフを連れ戻そうとしてるのか…。本能?に悩むエレフかっこよかった。ミーシャを目の前にしたらすぐ崩壊してたけど。

 

【忘れな月夜】

エリーザベト!聖女様!美しい!美しすぎる!

いつも謎なんだけど、ジョエルさんは日本語を理解して歌ってるのかな…?もし分からずに歌ってるとしたら相当凄いけど…。どうなんすかね。

離婚裁判のシーン好きすぎるんだけど私だけ?女性の力強さが半端なくて最高ですよねー?「そんな世界に未練などないわ!かえってせいせいするわ!こちらから願い下げだわ!」っていう3コンボ。言われた方はだいぶ恥でしょうね。かっこいい…惚れる。ていうか裁判官…見間違えじゃなきゃ、じまさん…?

修道女として生きていくことになったエリーザベトだけど、そこでも聖女っぷり発揮して子供に好かれて…。まじ聖女。あの敵?みたいな女の子は、食物連鎖の時に出てきた女の子…?髪型と服装似てませんでした?考えすぎかな。めちゃくちゃ口わるかったですね。CDで聞き取りづらかった罵倒の言葉がはっきりと聞こえたので満足。

あ、見事に3人の子は「見ざる聞かざる言わざる」の順で並んでましたね。あんな小さい子なのに演技上手いの困るわ。いいなぁ…私も聖女様の周り取り囲みたい。

幸せな人生を送ってるはずなのに、月を見て涙を一筋流すんだね…。覚えているのか忘れているのか…?最後、窓にはメルヘェンとエリーゼがちゃんといましたね。いやぁ…エリーゼ大勝利。かな?

 

【輪∞廻】

ちゃんと…ちゃんとあるんだ…!文章必死で読んでたけど少しだけ間に合わなかった感ある。まぁ特設サイトを見ろということかな…?

 

【最果てのL】

ノエル君が現実に帰ってきて〆

本当にノエル君、路上でギター取り出すのね…!バンメン大変じゃない。

しかし本当にRevoさんは歌が上手くなったなぁ…。魅せ方が上手くなったというべき…?国王様は強い。

あのグラサンに自意識があること自体すごいことだけど。あ、あれの正体は8thで明らかになるんですかね?楽しみだなぁ。

ここら辺でもう終わりが近いことを察しているので、泣きたくなってくる。

VEVOの歌、「星空の歌」ってタイトルなのね…!ここで通常版のジャケットイラストを実写化で再現するのほんとダメずるい…!かっこよすぎ…!なく。

 

【国歌(エンドロール)】

あるとは思ってたけどやはり。口ずさみたかったけど自重。

ローランの数半端ねぇな…。

あああぁ~~終わってしまう~~という寂しさだけが残る。いや、満足感もあったんだけど。

 

長くなってきたので、そろそろ感想も終わり。

また追記があったら書くかも?でもだいたい書いた…?いやもうちょっと色々思ったからなんていうか、本当はリアルタイムで書くのが理想。

 

またね!

 

追記

お昼ごはんに食べたサイゼリヤのミートソーススパゲティ美味しかった

 

追記2

コースターとグッズ(クリアファイル)ゲット!やったね!まぁ私は使えないタチなんだけど。

 

追記3

帰りのバスに目の前で発車されるという、なんともドラマみたいなシーンを体験してしまった。走ったのに…!バスの後ろに目をつけておいてくれよ。